スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ルナールと資本主義

話を、少し前に戻していいかな?
ほら、ネットワークビジネスに誘われたって話。

「金持ち父さん」シリーズはね、
「雇われ人は、人に使われ、お金に振り回され、
同じ輪の中を延々と走り続けるモルモット(つまりラット)みたいなもの。
そのラットレースの輪を抜け出しましょう。
資本家や投資家になることで。」

ってゆうふうなことを言うんだ。

私達は鼻先にニンジンをぶら下げて、走り続けるお馬さん。

なんだか身にしみるんだよね。

マルクスが言った「労働の再生産」。

賃金は労働に対する対価ではない。
労働者が生命や生活を維持して、働き続けられる金額を資本家が提供しているに過ぎない。

と、いうのが私なりの理解。

なんだか奴隷と同じだよね。
「毎日ほんの少しとパンと水しかもらえない。
でもまた明日も働かざるを得ない。
だって働くのをやめたら、食べていけないもの…。」
って。

「働くこと」。
もちろん、それだけじゃないよね。
充実感とか、経験とか、得るもあるよね。
でもさ、やっぱり、奴隷だなぁ...。
って思っちゃう。

フェレーロの「権力論」は読んだ?

私には難しかったけど、でも面白かったよ。
本当に理解するにはフランス革命前後のちゃんとした歴史の知識がいるんだ。
そのへんの勉強が足りなかったのは残念。


メインポイントはね、「正統性」。
支配の方法は実は何でもいいんだ。
君主制だって、議会制民主主義だって、何でもいい。
ただ支配される側が、支配者および支配体制の事を「自明である」、
つまり「正統性」を持つと認識し、大した疑問を持たずに支配されているって状態ことが大切。
そういうときが、支配する側も支配される側も一番ハッピーなんだ。

逆にね、支配される側が支配者のことを「正統じゃない」って思ってるとしたらさ。
支配者はもう、苦しいよね。
いつ反逆が起こるかもしれない、なんて思うと夜も寝れない心地でさ、
無駄に軍備を増強したり、無駄に被支配者を監視したり、したくなるよね。
そうなると、被支配者も不幸でしょ。

でね、フランス革命ってさ、
王制から、議会制民主主義に支配体制を変える革命だったわけ。

最初、普通の人達はね、王様に統べられるのが当然だったからさ、
「議会制民主主義?何それ?今のままでいいよー。よく分かんないし、不安だし。」
っていう反応だったんだって。
それがどういうプロセスで変わって革命が達成に至ったかってことが書かれてるんだ。
権力の過渡期、だね。

面白いよ。
もし、読むことがあったら、
自民党からさ民主党へとさ政権交代したときのことや、
明治維新のときのことに当てはめてみて。
きっと、なるほど!って思うから。


えーっと、どうして「権力論」の話になったかって言うとね、
今の支配権力は資本主義で
私は資本主義に、資本家に進んで支配されてるんじゃないかって思うんだ。
でね、私はその「正統性」に少し疑問を持つようになってきてる。
もっといい方法ないの?って。

実はね、元々話したかったのは、池澤夏樹さんの「光の指で触れよ」って本のことだったんだ。
それが「ルナールの恋とビジネス」の最後のほうで、ちらっと言った「別の方向の本」。

「金持ち父さん貧乏父さん」はさ、支配権力のほうに移ることで、ラットレースを抜け出せって言う。

でもね、真逆の「解脱」の方法がさ、あったんだね。

「光の指で触れよ」の話はまた今度。
きっと次も長い話になるよ。
それよりもっと前に書かれた「素晴らしい新世界」のことから説明いないといけないし、
夏樹さんのことを話し出したら、とりとめが無くなりそうだよ。
ファンのつもりはないんだけど、けっこう色々読んでてさ。
あれも良かった、これも良かったって。
ああ、どうしよう。


今日も読んでくれてありがとう。

今日はややこしい話だったでしょ。
でもたまには面白いよね。

机上の空論だなって、ちょっと反省するんだけど。
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

 みほ

Author: みほ
生きる日のよろこび、悲しみ。
一日一日が新しい彩りをもって
息づいている。
(By岡本太郎)

本と植物のお話が中心です。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。